エンゲージリングの歴史2

権力と財産の象徴

はじめに―こちらは、“エンゲージリング”の歴史の続編となっています。

前記事を少し書きますね。
〜万葉集の時代は雅な恋愛を感じさせますが、エンゲージリングの習慣はないみたいです〜といったお話をまとめています。

ではその続きを書いていきます。
古代西洋では、結婚指輪よりも婚約指輪を贈る習慣が先に生まれたそうで、当然―まだ当時の婚約に愛はなくて、その婚約の、指輪の意味は、契約済・売買済といった印の形だったそうです。

紀元後 2世紀になる頃、貴族の間では婚約指輪は権力と財産の象徴
としてあらわされていました。
なので、エンゲージリングには、金や石などがあしらわれるようになり、その石として選ばれていたのは、ルビーなどの色石です。

メッセージを託したリガードリング

赤いルビーは、心臓の色のあらわれだったそうです。

その後の9世紀には、結婚を神聖視していたローマカトリック教皇 ニコラス1世が“婚約発表にはエンゲージリングが必要”といった命令を出したのです。

その内容は、夫となる人は 経済的犠牲を払うような(高価な金属のような)、指輪を贈らなければならないとものでした。
多少無理をしても、高価な指輪を婚約者に贈るという伝統はこうしてはじまったのです。

婚約指輪にはメッセージを託したリガードリングもあります。
それは愛にふさわしいカラーストーンを選び、下記のように・・・。
Ruby・Emerald・Garnet・Amethyst・Diamondの頭文字でできたREGAD
それには好意の意味があり、ロマン溢れる指輪としても人気だそうです。